シャレコワ!〜洒落にならない怖い話〜

誰かの声[洒落怖]

夜遅く、腹がへってしまい、ラーメンでもとでかけた。

 

CDを聞きつつ、トコトコと。

 

最近見つけたラーメン屋でなかなかウマイ店なのだ。

 

帰りもCDを聞きつつトコトコと。

 

しばらく歩くと

 

「キャッ、キャハハ!」

 

と女の子の笑い声した。

 

CDを聞いていたが、右の方から聞こえているのがわかったので、
ふと、目をやるも膝ぐらいの高さの草むら、誰もいない。

 

まぁいいや!

 

どっかのバカがふざけてるんだろうと、無視した。

 

「見えてないんじゃないの」

「わかんないんだよ」

「キャハハハ!」

と、二人いるようだ。

うぜぇガキどもだせ!と、無視していた。

が、ある事に気付いた。

オレは早足な方なのだ。

それに、さっきから一度も止まってないし、
もちろん、スピードはかわらず歩いている。

なのにCDウォークマンごしに、
真横から声が聞こえるなんて!!