シャレコワ!〜洒落にならない怖い話〜

勝利宣言[洒落怖]

寝てた。 ふつうにベッドで熟睡していた。 夢とか見ないレベル。 もう爆睡。 しかし目が覚めた。 突然。 携帯で確認したら 午前四時ちょい前だった。 そしたらなんか、 上からふわっと降るように足に何か乗ってきた。 当時妹が五歳くらいで、 それと変わらな…

3人の女[洒落怖]

高校生2年生の時のこと 昼寝していたら女性の笑い声が聞こえ 目を覚ました すると自分の部屋が赤黒くなっており 着物を着た女性が三人頭上にいた 一人は歳を取った女性 一人は若い女性 この二人はずっと笑い続け 俺の方を見ながら笑っている 最後の一人は5…

追いかけてくる少女[洒落怖]

関東某県の田舎町での出来事。 会社からの帰路、 俺はいつも決まった農道を使っていた。 畑がしばらく続き、密集した民家が立ち並び、また畑とがあり、 その道を抜けていくと、国道につながる大通りに出る。 ただ、夜の農道は照明も少ないので、少々不気味。…

やめろー[洒落怖]

友人4人で海に行ったとき、 一人がどうせなら今夜は肝試しをしようと言ってきた。 「別にいいよ」と返すと、 「じゃあ、○○岬でいこう」 と車で30分ぐらいかけてわざわざ移動。 ビールも飲んでいたし、 テンションも高かったからさして苦にならず、 騒ぎなが…

錆びた釘[洒落怖]

俺は青梅にある 有名な心霊スポットに友達何人かといったんだ。 そのときもカメラのシャッターがおりなかったり、 音声認識のカーナビが無音状態の車内で突然起動したり 変な事は色々あったんだ。 でもほんとうにおかしかったのは それからだった。 その三日…

声の主[洒落怖]

夜中にコンビ二に買い物に行った。 東京とはいえ 東のはずれにある住宅地で、 人通りはまるで無かった。 大通りの角にあるコンビ二で用事を済ませ、 オレンジの街灯の下 自宅に向かって歩いていた時、 女の子の声で 「ふふふ」 と笑い声が聞こえた。 私はそ…

ある殺人者の話[洒落怖]

私は通信制高校に通い死ぬ気で勉強して 何とか国立の大学に受かった時の話です。 大学に行って講義を受けて 一人暮らしのためにバイトをやり、 休みの日には飲み会。 普通の日々を過ごしていた時に ある事件が起こりました。 その日は薄曇りの空で風が冷たい…

「俺だよ」[洒落怖]

名古屋勤務時代の話。 テレクラでGETした子に名前と携帯の番号を教えたんだ。 そしたら、今(AM03:00)から今池のビデオレンタル屋に来てくれという。 そんな時間に営業してる店じゃないし、暗い中てくてく歩いてったんだ。 途中、非通知で携帯に着信。 「お…

学校の校庭[洒落怖]

私の姉が通う、都立高校の話。 その学校はつい最近、3年ほど前にできた新設校です。 姉が入学した際にもらったパンフレットの写真では、 テラスもあってとてもオシャレな綺麗な校舎でした。 私が去年、姉の体育祭を見にいった時 なぜか体育祭はその学校の校…

ねえ、どこ。[洒落怖]

ある夜、ふと気配を感じ、目が覚めた。 天井近くに、白くぼんやり光ものが浮かんでいた。 目を凝らして見てみると、 白い顔をした女の頭だけがぷかぷか浮いていた。 ぎょっとして、体を起こそうとするが、動かない。 目を閉じたくても、何故だか閉じることが…

すごいスピードで[洒落怖]

ある日、深夜に高速をいわゆるそういうのが 「見える」先輩に家まで送ってもらっていた。 周りに車は一台もなかった。 そして普通に先輩が運転していると先輩が 「ここってなんかでるみたいだね」 「え?でるって・・・幽霊ってやつですか?」 「なんかそう…

ほんまになるやんか[洒落怖]

ひょんなことから彼と一緒に、 竹をつかった音楽ワークショップに明日参加することになった。 竹は各自持参のこと。 だそうなので、 夜に彼の家から私の家に向かう途中、 竹林に立ち寄っていただいていくことにした。 なんだかんだしていて、 もう真夜中をす…

ナビ[洒落怖]

中古車屋で店長をやってるダチがいるんだけど、 そいつから中古のナビを安く買ったんだ。 ちゃんと名の知れたメーカーの後付けで ダッシュボードに乗せるやつ。 何でも軽自動車を若い店員が買い取ったけど、 あとでダチが中を見たら、 外はきれいに直してる…

廃病院探索[洒落怖]

もう十年前になるのかな? その頃、自分は廃墟マニアで 仲間と一緒にいろいろな廃墟に潜入しては 写真を撮っていた その年の六月、 友人のUが 『病院の廃墟に行こうぜ』 と言い出した 行き先を聞けば 『○心病院』という所で、 もともと○尾銅山などの人は知っ…

逃げないで[洒落怖]

姉から聞いた話。 その昔、姉は自分と彼氏、そして友達カップルと4人で 夜中ドライブに行ったそうだ。 その友達カップルの彼氏というのはちょっと霊感の強い人で、 よく霊を見ては涙を流すことがあったそうだ。 彼にとってはもう見慣れてるから、怖いとかそ…

反抗期[洒落怖]

俺が高校の頃に見た、かなり鮮明で怖かった夢。 俺は学校から帰る途中だった。 その頃、かなりの反抗期で、 親、いや家族全員が、俺にとって邪魔者という感じだったのだ。 母はいつもおせっかいがうるさくて、何よりしつこい。弟も弟でウザい。 父はまだ何も…

夫の死[洒落怖]

数年前、夫が自殺した。 死ぬ2年程前から心臓の難病に侵され 仕事もやめ治療に専念していたが、そのうち 薬の副作用なのかガンにも侵されている事が判明した。 精神も病んだ夫は死ぬ事ばかりを考えるようになり、 何度も何度も自殺を図り、その度に警察、救…

しゃがむ人[洒落怖]

去年の夏俺が体験した実話。 秋田県大曲市で親戚の法要があり、その帰りに横手市 方向に車で向かっていたときのこと。 夜の県道を、いとこを助手席に乗せて運転していた。 ある橋のたもとに通りかかった時に、 俺は真っ暗な道端にぽつんとしゃがんでいる人を…

テンジンキ[洒落怖]

テンジンキの話 そもそも天神逆霊橋っていうのは神奈川の話ではない。 詳しい地名は失念してしまったが、東北の方のある村の話だった。 その村では悪さをする子どもに「天神様の橋を渡らせるよ」と言って嗜めるのだ。 天神様の橋というのは、その村からそう…

視える娘[洒落怖]

いわゆる「視える娘」が友人にいる。 その娘の話によれば、一口に「視える人」といっても 全員が全員何でも視えるわけでもないらしい。 特に守護霊なんかが視える人は結構少ないんだそうだ。 逆に、悪霊なんかは視られてナンボの商売だからほとんどの人が視…

怪現象が起こるアパート[洒落怖]

20歳の時、私は夜の仕事をしていて 同じ店の一つ年上の女の子と一緒に、あるアパートの一室を借りて 一緒に暮らすことになりました。 そこは繁華街からも近くて家賃も月5万とお手ごろ価格。 鉄筋3階建ての二階の部屋で 間取りは洋室6畳と和室6畳で、間に4.5…

後部座席[洒落怖]

名古屋の友人に聞いた話。 カップル2組で、諏訪湖までドライブに行った時のこと。 帰りがすっかり遅くなったので、女の子は2人とも後部座席で寝ていた。 友人は助手席でテレビを見ていたが、急に車がふらついたような気がして顔を上げた。 見ると、いつの…

信仰[洒落怖]

孤独だった俺の話を暇つぶしに聞いてください。 小学校5年生の時、 交通事故で両親を亡くして祖父に引き取られた。 その時から俺の時間は 止まってしまったようになって何も考えられなかった。 事故の前のことは何も思い出せなくなり、 何もかも楽しくなく…

抜け毛[洒落怖]

最近抜け毛がひどく、 病院に行くか真剣に悩んでいた。 気になりだしたのはほんの数カ月前、 当初は朝起きると布団に 2,30本くらいの髪の毛が確認できる程度だったのだが、 この一カ月、酷い時には 一束の髪の毛を握った状態で目を覚ます事があった。 仕事の…

一蹴[洒落怖]

これは102になる俺の婆ちゃんから聞いた話&俺が体験した話なんだけど、 今思い出しても少し怖いかな あれは1年前の話、 俺は田舎に住んでる婆ちゃんの家に遊びに行った。 俺にとっては当然だけど、 婆ちゃんの家には偶にしか行けないから 凄く歓迎されるわ…

夫婦愛[洒落怖]

私は親族に、 主に妻の家族へ隠し事をしている。 なぜ私だけが知り、 なぜあの時お義父さんが私だけに話したのか それは10年以上経過した今でも、わからない。 それは妻の母親、 つまり私のお義母さんが亡くなってから2ヶ月後、 その日は甥の誕生日があり、…

はいじま駅[洒落怖]

土曜日の話 鳥取ってド田舎でよ、 かなりの車社会なのよ。 汽車(ディーゼル車の事な)なんか 地元帰ろうと思っても大体一時間に一本くらい。 普段は車で出て代行に預けて代行で帰るんだけど、 土曜日の飲みには久しぶりに汽車で出たわけ。 んで、十何年ぶり…

おじさん[洒落怖]

俺が中学生のころの話だ。 俺が住んでる町には昔から ‘おじさん‘と呼ばれてる 中年のおじさんがいる。 いつごろからいるのか、 母親に聞いてみたこともあるが知らないという。 俺が‘おじさん‘という名称と その姿を初めて見たのは小学校3年生ぐらいの時で、…

つきまとう女[洒落怖]

俺の友達のTの話。 Tは中学の頃の友達で 上京してから偶然会って また親しく付き合うようになった。 そのTから彼女ができたと聞いた。 彼女がATMにバッグを置き忘れたのを Tが追いかけて渡したのがきっかけだという。 1回だけ会ったことがあるが、 あか…

妹[洒落怖]

妹の話 うちの妹は小さい頃大人しいというか 1人で遊ぶのが好きな子だった よく母親の鏡台を前にしてボソボソ独り言を言ったり 誰もいない部屋でユマちゃんの絵を描いたりしてた ユマちゃんというのは 妹の想像上の友達らしくいつも傍にいるらしかった そん…