シャレコワ!〜洒落にならない怖い話〜

「俺だよ」[洒落怖]

名古屋勤務時代の話。

 

テレクラでGETした子に名前と携帯の番号を教えたんだ。

 

そしたら、今(AM03:00)から今池のビデオレンタル屋に来てくれという。

 

そんな時間に営業してる店じゃないし、暗い中てくてく歩いてったんだ。

 

途中、非通知で携帯に着信。

 

「おい、さとし(仮名)。」

 

男の声。

 

『は?だれっすか?』

 

「俺だよーさとしー。俺俺ー。」

 

『俺って言われてもわかんないんですけど。』

 

「お前、薬もってるだろー?ちょっと分けてくれよー。」

 

『いや薬なんて持ってないよ?』

 

とりあえず歩いてって待ち合わせ場所へ。

当然俺一人しかいないわけ。

そしたらフルスモークの白いシーマがゆっくり通り過ぎてった。

んでまた電話。

今度は女の声だ。

「ごめん、わるいんだけどー、
そこから北に行ってコンビニに入ってくれないかなー。
そこで待ってて。」

しょうがないから歩きましたよ。

周りは道路に座ってる若い子達がちらほら。

んでコンビニに入ったら、また携帯がなった。

「おい、さとしだろー?今から行くからまってろよー」

・ ・ ・ ・ ・

とりあえず逃げましたよ。はい。

今池ダイエーのあたりの裏道(そんなに詳しくない)から
特浴跡を走って、走って、広小路通から新栄まで。

リアルで洒落にならないぐらい怖かったなあ。